祖母
実母との会話の続き
母: まだ子供も小さいし、そんな無理して帰ってこんでもいいんちゃう?
私: でも、おばあちゃん95歳でしょ?今帰っておいたほうがいいんちゃう?
母: いや...まだまだ、ばあちゃんは生きるよ。大丈夫!
私: なんでそんな確信あるん?
母: 怒らんといてよ...七海が妊娠したっていうたら、ばあちゃん、
なんて言うたと思う?
私: ...生まれたら、すぐ川に捨てろ。
母: 違う。 堕ろせっ ていうた。
私: 私、いい線いってるやん。
母: もう、びっくりやろ。お母さんとおばちゃんと○○○(弟)と一緒に、
ばあちゃんに会いに行って、
七海が妊娠したって。それも双子の...
って言い終わらんうちに、堕ろせって大きな声で(母爆笑)
お母さんとおばちゃんだけだったら良かったけど、○○○(弟)もおったから、
○○○(弟)すっかり、びっくりしてしもうて、帰りに、
母さんて、あんな変な人に育てられたんやなあ。
とか言うんよ(母爆笑)。
私: でも、なんでそんなこというんやろな。
母: まあ、だいぶ高齢やし、育てられへんとおもったんちゃう?
でも、生まれてから、赤ちゃんの写真見せたら、泣いてたよ。
私: 良かった。(笑)
昔、アメリカから、祖母に葉書を送ったことを思い出した。
受け取った祖母は、
あー、、七ちゃんとかいう名前の孫がいたことをすっかり忘れてた。
と、言っていたそうだ。
そんな葉書に書いた私からのメッセージは、
いつまでも、毒吐くばぁでいてください。
だったので、母とおばさんに叱られた思い出がある。
私もなんでそんなこと書いたんだろうと思ったけれど、
今回のことで、やっぱり毒ばっかり吐いてるからだろうな、
と同時に数々の祖母の悪行を思い出して、
あれ、やっぱり気遣って里帰りなんていらないかも、なんて
思い始めている。