25w3d 情けは人のためならず
プロのカウンセラーの方が特別に、ボランティアで、
アメリカからのビジターと会ってくれるって言っているのに、
アメリカからのビジターが、まさかのNO。行きたくないとな。
というわけで、私とパパがほぼ用もないのに、カウンセラーの
方の家に向かうというはめに。
でも結局、パパがなんか、ブッキングの日時を勘違いしていたらしく、
カウンセラーの方、困ってた。
もう、ごったごたやな。
パパは、私にもう一度アメリカからのビジターに会ってほしいというんだけれど、
色々考えてアドバイスしても、できない言い訳ばかりする人に、
一体なにができるのでしょうか。
それに、例の、
「子供好きなの?私嫌い。犬とか猫の方がいい。」と突然言ってきた件について、パパに伝えておいたんだけど、パパが彼女に、なんでそんなこと言ったの?って訊いたら、
「七海が、子供いる?って訊くから、子供は嫌いって答えたんだよ。」
って言ってたんだって。
そんなこと、訊いてないのに。だいたい、なぜ、子供いないって知ってるのに、
そんな質問しなきゃいけないんだ。子供いる人は、自分の子供の話するだろ普通。
「子供いる?」なんてそんなセンシティブな質問、どんな人に対してだって
絶対しないやつだよ。私、もう、パパに大抗議しました。
あの日は、他にも、「普通、まだ子供が生まれてもないのに、ベット買ったり、色々用意なんてしない。私の国では、最後まで、キチンと生まれてくるまで、他の人に言ったりすることもない。最後まで終わってから服買ったりするんだよ。」とか、別に私、なんにも言ってないのに(おそらくガレージに色々あるのを見たのだろうけど)なんだか、最後の最後までどうなるか分からないってことを仄めかしているとも受け取れてしまう発言をしてて、
私は、「1月になるとすごく寒くて、そんな寒い中、あれないこれないって探し回るのもしんどいし、ネットで、中古でお買い得なのがあったから、買ってたりするだけだよ。」って、なんで、自分の子供にしていることに対して、こんな人に理解を求めなきゃいけないんだ?と思いながら言い訳してたりして。
なんかこうー、職場の人や、お医者さんや、エコーの技師さんや、色々応援してくださる人たちは、「大丈夫大丈夫!なんだかんだで、上手くいくから!心配しなーい!」って、励ましの言葉をくださるのに、アメリカからのビジターは、真逆だな、、って思う。一番不安なのは、妊婦自身で、そんなこと分かってるけど、前向きになろうとしているのに、ね。
仏のような笑顔で、優しく包んであげられたらベストなんだろうけど、
こういう人は、それすら、イラッとするんだろうな、と薄々感じる。
ただ、パパが七海は冷たいなーってがっかりしているのが、
こっちもがっかりだ。もちろん、情けは人のためならず、あと、6日くらいの
我慢さえすれば、彼女はアメリカに帰る。
ただ、二人きりでいたときに、言ってきたこと、あとで事実を曲げて、
パパに伝えること、そういうことをする人は、やはり危険なので、
会わない方がいいと思うのだ。なにより、これだけ気分が乗らないのに、
なにをしてあげられるというのだろう。
なので、とりあえず、「ここ連れてってあげなよー」と毎日毎日
街でやってるイベント情報や、レストランの情報のリンクをパパの
ケータイに送る、という、間接的な応援だけすることにする。