23w7d カップルカウンセリング
パパは多くの人に必要以上に愛されるキャラクターのゆえ、
異常なくらいの嫌われ方をすることも多いです。
可愛さ余って憎さ百倍って、いうんでしょうか。
英語だと、The greatest hate springs from the greatest love. というそうです。
自分がなにか悪いことをしたのだろうか?(←実際、結構、悪い。)
というような混乱から、随分前から、時々、なにか思い悩むことがあると、すぐカウンセリングをうけるようなことをしていたようです。
洋画を見ると、よくカウンセラーと話す主人公のシーンなどを見ますが、
そんな感じです。
今回の妊娠で、双子が発覚した時、パパは軽くパニックを起こしたようです。
まだその妊娠が単胎だと思っていたころ、パパは言ったんです。
「でも、子供は2人はいないと。。1人じゃ可哀想だ。」
なので、双子でパパ、嬉しいんじゃない?って思うのですが、
人間て不思議ですね。すごい喜んだあとは、徐々に徐々に不安になってくるようです。
ただそれは私も同じなので、気持ちは分からなくない(笑)。
それで、今回また、カウンセリングを受けることにしたようで、
私も一緒に来てほしい、と思ったようです。
私は、カウンセラーの先生が一体どういう手法で、パパの気持ちを
整えるのか、大変興味があったので、快くついていくことにしました。
もちろん、パパ自身、どんなことに不安を感じているのか、奥深く知りたい、
というのもありました。
立地の良い高級なマンションの一室で、カウンセリングは行われました。
80歳にもうすぐなるであろう、ユダヤ人の先生(男性)。
厳かな雰囲気です。
でも、実際は、パパが、
「長老~聞いてくだせぇ、うちの家内がよぅ~」
みたいな感じで、ひたすら、私について思う不満を断片的に述べ、
それに対して、私が、どういう経緯でそういうことになってるのかを
詳細な背景をもとに説明する、という口喧嘩を、先生が観察しながら、
時々、中立の立場(どちらかというとパパ側)で、合いの手を入れる、
という、なんか、一瞬誰でもできそうなことだけど、おそらく、
雰囲気的に80近くのユダヤ人の方がやることに説得力があるような印象。
でも正直、こんなの、カナダの健康保険証で、賄われちゃっていいんでしょうか。
つまり、医療だから無料。。なんだけど、同じ街のプロのリレーションシップのカウンセラーは一時間90ドルとるのに。(だから、行ってないけど。)
この先生のとこで保険証が使えるのは、お医者さんの資格があるからかな??謎だ。
要は、2人で口喧嘩しても、やたら理論攻めな私と、感情で喋るパパ(男女パターンが逆?)で、かみ合わないというか、パパが言い返せない状態になることが多く、
パパのストレスが溜まってしまうので、ジャッジを入れて口喧嘩してみた、というカウンセリング。パパは自分の感情を、先生が割とフォローしてくれるので、大満足。私は、パパが嬉しくてすっきりするんだったら、良かったね、程度。でもその分、家で喧嘩することがほとんどなくなった。なので、効果はあったのかもしれない。