22w2d 親族との付き合いで波乱の予感
入籍はしてないけど、家も一緒に買って、保険も互いに受取人になってて、私は妊娠中だし、当たり前のように家族との交流はある。といっても、私の家族はカナダにいないので、パパのママが主に付き合いの相手となる。パパのママは、良い人だと思う。仲良くしていきたいと思う。ただ、もうすぐ結婚式の長男は、パパのママ、つまり、彼のおばあちゃんなのに、式に来て欲しくない、と言って、招待すらしていない。それはさすがにいかんだろ、と思ってしまう。そもそも、彼がカナダに来れたのは、おばあちゃんのスポンサーシップがあった上、家の購入費用とか、多額の金銭のサポートがあったから。そもそも、おばあちゃんなくして、彼は生まれてない、つまり、新妻にも出会えてないわけだから、別に二次会も呼べって言ってるわけじゃないんだし、オーソドックスチャーチで式挙げるんなら、列席くらいさせたらいいのに、確執は深そうだ。
さすがにそんなひどいこと、いけないよなーなんて、思ってたけれど、そんな私にも、パパのママと確執ができそうな事件が起きはじめた。
パパのいとこ(パパのママの妹のムスメ)が、フロリダに住んでて失職中とのことで、パパのママに、助けて欲しい旨の手紙を書いて来たのだ。その人、42歳の独身女性で、ヘビースモーカー。最近、心機一転で、単身ニューヨークに引っ越したんだけど、ルームメイトと折が合わず、3ヶ月でフロリダに戻って、仕事が見つからないそう。
パパが言うには、何年か前に、カナダ移住を勧めたんだけど、カナダなんてそんな貧しい国行きたくないわって言ってたらしい。それで、いまこれ。死にそうだって手紙に書いてたそうな。
そこで、パパのママは、パパに、そのいとこのため、フロリダからこの街へのフライトチケット購入を指示。私たちのコツコツ貯金は一気に減額。これは痛い。痛すぎる。しかも移民しにくるんじゃなくて、カナダってどんなとこ?って見にくるだけの往復航空券。ホントに死にそうなん?しかも、そのいとこ、ローンも完済し終わった家にお母さんと同居してるし、エンジニアの弟も近所に住んでる。なぜ、我が家から、彼女のフライトチケット代が捻出されなきゃいけないのかわからない。
ていうか、私の財布事情にも響くことだから、私がもっと気をつけてれば良かった。パパがフライトを買う前に、私が直接、本当にそんなフライト必要なのかをパパのママに訊くべきだった。
パパのママ自身、かなり御高齢なので、自分でなにをやってるのか、よくわかってないのかもしれない。いとこさんは単純にお金の無心をしてただけかもしれない。仕事なんて、選ばなきゃいっぱいあるはずなのに。フロリダなんて特に。
私はヘビースモーカーには会いたくない。会えない。なぜ、パパのママは、私が双子妊娠中って考慮してくれなかったんだろう。
ストレスが溜まってしまう。
もちろん、私たちに余裕があれば、大賛成でお手伝いしたいと思うけど、
今、その余裕が悲しいけれど、全然ないのよー。子供もいきなり2人も増えるし。
どうして、私たちが、「自分が好きな仕事じゃないと働きたくないヘビースモーカー」をわざわざ、アメリカから呼び寄せて、世話しなきゃいけないのか、
頭の中で、いら立ちと、良心の呵責がぐるぐるぐるぐるしてるところです。
そう、家族を作るって、こういうことなんだよね。苦手な相手でも、家族だから、
支えないと、ということですね。