31w5d ボヘミアンラプソディー観た。
火曜日は映画が半額なので、パパとボヘミアンラプソディーを観にいったよ。
火曜日は賑わってるから、上映30分前には中に入って、良い席を取らないとねぇ
なんて言って、行ってみたものの、店員さんに訊いたら、今日は人少ないっていうから、結局、のんびりとショッピングモールを見学してから、映画館の中に入ったよ。
目指すは大和なでしこのように、黙って、パパの背中についていく、というところだけど、暗い中で、理想の席を目指してドンドン進んでいくパパの後ろにくっついて、
まるで、プレデターのサーモグラフィみたいに、周りに、注意すべきことはないか、確認しながら歩く私。
パパが座ろうとしている席のすぐ前列の3人組が明らかに私の苦手な感じの人たちで、
人を見た目で判断してはいけないのは分かってるんだけど、なんか長年生きてきた経験上、ちょっとやっぱり近くには座りたくないなあ、と思ったんだけど、
これで、他のところがいい、なんてパパにいうと、映画館で一体、なにされるっていうんだっていう失笑された上に叱られるのが目に見えてたので、自分を殺して、素直に
従うことにした。
ところが、やはり、長年培われた勘というのはなかなかのもので、席につくと
さっそく、異臭がする。ワキガの臭いだ。鼻をつんざく。パパをくんくん。パパの持ってるコーヒーをくんくん。やはり、臭いの元は、前列、しかも私の真ん前の
男性の臭いだ。これは映画どころではない。まだ他の映画の宣伝とかコマーシャルとか
やってるところだったので、パパに、席の移動を提案する。
パパ「なんで?」
私「くさい。」
パパ「なにが?」
(私、必死で、目で合図する)
こういうところでパパのイヤイヤがまた出る。
パパ「なんにも臭くないよ。ここで大丈夫だよ。」
私「だったら、せめて、パパの席と私の席を交換しよう。」
そういって、かろうじて、臭いのもとの真後ろからは逃れる私。
10分くらいして、パパが
「あー、これは香水の匂いだよ。僕はこの匂い好きだ。」
と、耳元でささやく。
私「それは良かったね。」
私も、隣に移っただけで、臭いが我慢できる程度まで軽減されたので、
これ以上文句言うまい、という気分になっていた。
が、さらに15分くらいして、ちら~っと、パパの顔を見ると、
鼻を手で押さえて、眉をひそめてる。
明らかに臭いに苦しんでる顔だ。
ほらほら、どうする? あまのじゃくさん。と、内心、嬉しくなる私。
結局映画開始30分くらいしたところで、パパが席の移動を提案してくる。
映画を見ている人たちの前を、
ソーリー、ソーリー、と言いながら、コートとバックをもって、もさもさ
歩き回る私たち。
なんて、最低なんだろう。
私はこの一連の流れがすごく気になってしまって、映画に100パーセント
集中できなかったよ。
でも、クィーンのこと、ほとんど知らなかったけど、
今回の映画でフレディマーキュリーのこと、色々知ることができて、
良かった。フレディーマーキュリーを演じた俳優さん、ラミ マレックも一卵性双生児なんだって。すごくかっこいい。
元カレはミスターロボットを見て、ラミ マレックが好きになったって言ってた。